くるみ薬局では、季節やシーンに合わせて心や体のケアにおすすめの精油を薬剤師がブレンドした、シーン別アロマというオリジナルブレンドアロマを販売しています。
アロマをブレンドするには、いくつかのコツが必要。
今回はブレンド初心者の方に参考にしていただきたい『ブレンドファクター』についてご紹介します。
○ブレンドファクターとは?
精油瓶から直接香りを嗅いだ時、程よい香りに感じるものもあれば、香りが濃く、きつく感じられるものもありますよね。
このように精油は種類によって、香りの強さが異なります。
香りの強い精油は、ブレンドする際に入れる量を誤ると他の香りをかき消し、その香りしかしなくなってしまいます。
『ブレンドファクター』は精油をブレンドする際にとても大切な要素のひとつである「香りの強さ」を数値化したもので、精油の濃度や皮膚刺激に対する安全性などを考慮して、経験的に定められた値です。
アロマセラピーの先駆者である、ロバート・ティスランド氏によって定義されたもので、精油は1~12に分類され、1の精油の香りが一番強く、順に弱くなります。
☆ブレンドファクター(一部抜粋)
ペパーミント | 1 |
ローズマリー | 2 |
スイートオレンジ | 3 |
グレープフルーツ | 4 |
サイプレス | 5 |
ラベンダー | 7 |
数値がそのまま精油の割合を示しています。
例えば、ペパーミントとラベンダーをブレンドする場合、ペパーミント1に対して、ラベンダーの割合が7でバランスがとれるということです。
この割合が正しいというものではなく、あくまで目安ですが、ブレンド初心者の方はこのブレンドファクターを参考にしながらオリジナルのブレンドアロマを作ってみてはいかがでしょうか?