ローズマリーと言えば肉の臭み消しや香り付けとして料理で使われるハーブというイメージが強いでしょうか?
生命力が強く、最近では家庭菜園などでも人気のローズマリーですが、
「若返りのハーブ」と呼ばれるほどアンチエイジングにおすすめのハーブなんです!
今回はそんなローズマリーのお話。
ローズマリーは小さい可憐な花を咲かせることから、ラテン語で「海のしずく」という意味だそう。
ローズマリーの逸話で有名なのが14 世紀、ハンガリー王妃のエリザベートのお話。
彼女は70 歳を過ぎるころから、老齢のために健康を害していました。(痛風か慢性関節リウマチという説あり)
そんな彼女のためにイタリアの修道院で作られた、ローズマリーが入ったチンキが献上されました。
その液体を塗ったり飲んだりしていたところ、みるみる元気になり、肉体的な健康を取り戻しただけではなく、70 歳を過ぎていた彼女に隣国ポーランドの 20 代半ばの王子がプロポーズしたという伝説から、
ローズマリーのチンキを使った化粧水は”ハンガリー王妃の水(ハンガリアン・ウォーター)””若返りの水” などと呼ばれるようになりました。
「若返りのハーブ」と言われているのはこのような伝説からくるようですが、ローズマリーの若返り効果はただの伝説だけではありません。
ローズマリーには、抗菌作用のあるシネオールや、活性酸素を抑制するカルノシン酸(ロスマリネシン)、カルノソール、ロスマノールなどのジテルペンが含まれていることが明らかになっています。
他にも血流をよくすることで、育毛、美髪効果や、冷えやむくみの解消にもよいとされており、香り成分が脳や中枢神経を刺激することで記憶力や集中力を高め、アルツハイマーを改善するという研究もあるほど。
ローズマリーの若返り効果は、肌だけではなく、頭や心も若返らせてくれるところにあるのではないでしょうか?
ローズマリーチンキを作るのは大変…
という方も、ローズマリー精油を使ってヘアオイルやヘアミスト、化粧水にしたり、
入浴剤としてお風呂で楽しんだりしながら、ローズマリーの若返りの力を取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した精油はこちらからご購入いただけます