キャリアオイルの特徴と選び方 

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アロマトリートメントや手作りのアロマクリームを作るときに必要になる植物油。
キャリアオイル、ベースオイルともいわれ、精油成分をマイルドに肌に届けてくれます。

その種類はたくさんあり、どれも特徴が異なります。



肌の状態も人それぞれ違うので、今の自分にあったキャリアオイルを選択することが大切です。

今回はおすすめのキャリアオイルをご紹介します。




◎ホホバオイル 50ml(BASE~アロマのくるみ~ 1,408税込円)

ホホバの実


香り:ほぼ無臭

色:無色~黄色

使用感:さらりとしていて、伸びがよい


乾燥が気になる季節の保湿ボディケアに。
南米の砂漠地帯に多く生息するホホバの種子から抽出される植物オイルです。
ホホバの主成分は、お肌に優しい植物性ワックス。
滑らかで伸びがよく、お肌をバリアしてくれる保湿力に優れているのが特徴です。

ベタつき感はあまり感じられずにオールシーズン快適に使える万能オイルです。
乾燥が気になる方は、腕や足などの部分ケアにお使いいただくのがおすすめです。
顔・体どちらにもお使いいただけます。
※植物性ワックスのため、10℃以下で固まります。温めて溶かしてからご使用ください。




◎マカダミアナッツオイル 50ml(BASE~アロマのくるみ~ 1,210税込円)

マカダミアナッツの実


香り:ほぼ無臭

色:淡黄色

使用感:もっちりとしたやや重ための粘性


加齢の気になるお肌の美容オイルとして。
マカデミアナッツの種子から抽出される植物オイルです。
お肌の表面を保護している皮脂膜の構成成分のひとつである「パルミトレイン酸」を多く含むオイルです。


やや重さのある使用感が特徴です。
アロマテラピーでは、アンチエイジングのオイルとしてフェイシャルトリートメントなどに昔からよく使われてきました。
お手入れの最後に、目の下や口元など乾燥の気になる部分にお使いいただくのがおすすめです。
しなやかな肌に導きます。




◎スイートアーモンドオイル 50ml(BASE~アロマのくるみ~ 836税込円)

アーモンドの実


香り:ほぼ無臭

色:無色~淡黄色

使用感:なめらかな適度な粘性で伸びがよい




アロマトリートメントで定番のオイルです。
アーモンドの種子から抽出される植物オイルです。
固すぎず柔らかすぎない適度な粘性が、プロだけでなくご家庭でのハンドマッサージや肩や腰などのトリートメントに適しています。
使用後はしっとり滑らかな肌に整えてくれます。


一般的に、脂性肌にはホホバオイルなどテクスチャーが軽い肌触りで浸透しやすいオイル、乾燥肌にはマカダミアナッツオイルなどテクスチャーが重い肌触りのオイルが最適です。


迷ってしまうなら定番のスイートアーモンドオイルを選びましょう。
また同じオイルでも、精製したものと未精製のものでは、色も香りも有効成分も違います。

☆未精製オイルは植物から抽出したままのオイル

植物由来の様々な成分が含まれているため、栄養素が多く含まれる反面、アレルギーを引き起こす可能性がある成分も含まれています。

また植物由来の独特の香りや色があります。

肌の弱い人やアレルギーを持っている人にとって、未精製オイルは刺激が強すぎることもありますし、独特の香りが精油の香りの邪魔をする場合もあります。


☆精製オイルは、未精製のオイルから不純物を取り除く処理がなされたもの。

ほぼ無色・無臭で未精製オイルと比べると栄養成分は少なくなるかわりに、肌への刺激はマイルドになります。

くるみ薬局では基本的に未精製オイルを扱っています。



キャリアオイルの特徴を知った上で、自分に合ったオイルを選択しましょう。

慣れてきたら、お肌の調子に合わせてキャリアオイルをブレンドして、お好みのテクスチャーに近づけてオリジナルオイルを作ってみるのもいいですね!