香りの歴史にふれる アロマでつくる自分だけのオーデコロン

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オーデコロンとは、香水の種類の1つで、香料の濃度が低く香りの持続時間が短いフレグランスのこと。


実はオーデコロンの歴史はアロマと深い関わりがあるのをご存じでしょうか?


今回はオーデコロンの歴史と、自分で作れるオリジナルオーデコロンの作り方をご紹介します♪



○オーデコロンの歴史


オーデコロン(Eau de Cologne)は日本語に訳すと「ケルンの水」という意味。


1709 年ごろイタリア人の調香師 ヨハン・マリア・ファリナがドイツのケルンで生み出したのが最初といわれています。


当時は高濃度のアルコールにベルガモットやラベンダー、ローズマリーなどのハーブや柑橘を漬け込んで作られていたようで、もともとは香水としてではなく、薬としての「アクア・ミラビリス(素晴らしい水)」という万能水として始まり、やがてこの軽やかで清潔感のある香りが人気となり、ケルンの水(オーデコロン)として広まったとされます。


当時のヨーロッパではまだ衛生状態がよくなく、香りは“身体や空気を清めるもの”として使われていたんです。


なので使い方も消毒や胃薬、頭痛薬などとして「万能薬」のように使われていたようです。


つまり「香りで心と体を整える」という目的。


これはアロマテラピーの原点そのものですね!


時代が進むにつれ、薬から香水へと進化していき、今では“心を癒すフレグランス”として愛されつづけています。



○自分だけのオーデコロンを作ろう!


好みの精油+無水エタノール+精製水の組み合わせでオリジナルのオーデコロンを作ることができます。


好きな精油をブレンドして、自分好みの香りをデザインできるのが楽しいですよ!


市販の香水よりも軽くて自然な香り。


ブレンドを変えることで、季節や気分に合わせて“自分だけの香り”が作れるのが魅力。


送る相手をイメージして作ったオーデコロンをプレゼントするのも素敵ですね♪


⭐︎作り方 ⭐︎

1. ガラススプレーボトル(遮光瓶)を用意。

2. 無水エタノールを入れ、精油をブレンドしてよく混ぜる。

3. 精製水を加え、さらに軽く振って混ぜる。

4. 冷暗所で 3〜7 日寝かせると香りがなじんで◎


使用前に軽く振ってから、手首・うなじ・髪の毛先に軽くワンプッシュします♪


保存は約 1〜2 ヶ月程度が目安。

冷蔵庫で保存すると長持ちします。



○おすすめのブレンド


《元祖オーデコロン(ケルンの水)風ブレンド》


ベルガモット(FCF):5

レモン:2

ネロリ:1

ローズマリー:1

ラベンダー:1



《やさしく落ち着く秋のリラックス香水》


スイートオレンジ:4 

ラベンダー:2

フランキンセンス:1

イランイラン:1

グレープフルーツ:2 



《森のリラックスブレンド 》


シダーウッドバージニア:2

ベルガモット:8



ブレンドをするのが大変!!という方はすでにブレンドされたくるみオリジナルブレンドを利用すればさらに簡単にオーデコロンが作れますよ♪



⭐︎精油の購入はくるみのアロマオンラインショップにてどうぞ⭐︎


気温が下がるこれからの季節のおうち時間に、精油を使ったマイオーデコロンを作ってみませんか?