
夏になると気になる紫外線。
肌を守るための日焼け止めは大切ですが、近年一部の日焼け止め成分が海洋環境やサンゴ礁へ悪い影響を与える可能性についても注目されています。
「肌を守ること」と「環境を守ること」。
どちらも大切にできる方法を考えてみませんか?
〇日焼け止めの環境への影響
よく話題になるのは
・オキシベンゾン(ベンゾフェノン-3)
・オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル) など。

これらはサンゴ礁への影響について研究が進められていて、一部の国と地域では規制対象になっています。
「海で日焼け止めを使う=環境に影響」という話が有名ですが、環境への影響は海での使用だけではない可能性があります。
通勤や買い物で塗った日焼け止めも、家に帰って洗顔や入浴することで排水として下水へ流れ、下水処理施設で多くは除去されますが、一部の成分は完全には除去されず河川や海へ流出する可能性があると報告されています。
日常生活で使われる日焼け止めが環境全体にどの程度影響しているか、まだはっきりとわかっていないのが現状です。
〇日焼け止めだけに頼らない紫外線対策
もちろん皮膚がんや光老化予防を考えると、日焼け止めは皮膚を守るためにとても重要なものです。
大切なのは「使わないこと」ではなく、必要な量を適切に使いながら、他の紫外線対策も組み合わせること。
おすすめは
・帽子
・日傘
・UVカット手袋
・長袖の羽織り
・サングラス などなど…
これらを活用することで、
・日焼け止めの使用量を減らせる
・塗り直しの負担が減る
・容器などゴミも減らせる
というメリットがあります。
ただ、帽子やUV手袋、長袖などの着用は蒸れや暑さなどが気になる方もいるのでは??
そんな時はペパーミントや薄荷など、スーッとする精油を使ったアロマスプレーを軽くスプレーしておくと、ひんやり爽やかな香りを感じられてとってもおすすめです。
ペパーミントや薄荷に含まれるメントールには、皮膚の冷感受容体を刺激して「涼しく感じる」作用があるので、実際の温度が下がらなくても快適に感じやすいのです。
〇ひんやりアロマスプレーの作り方
材料(50mLスプレーボトル1本分)
・無水エタノール 5mL
・精製水 45mL
・精油 5〜10滴
精油はメントールを多く含むペパーミントや薄荷
また、くるみのアロマ「爽(SOU)」がおすすめです!

作り方
① スプレーボトルに無水エタノールを入れる
② 精油を加えてよく混ぜる
③ 精製水を加えて軽く振りまぜる
帽子やUV手袋、長袖などの身に着ける前に良く振ってから軽く吹き付けておくとひんやり感と香りも楽しめます。
※注意点※
・大量に吹き付けると刺激になることがあるので、「軽く」がポイント。
・精油を高濃度で肌に直接スプレーしないこと
・目や顔の近くへの噴霧は避けること
・小さなお子さんにはペパーミントの使用を控えること
・一週間程度で使い切るようにしましょう
帽子や日傘、日焼け止めなどの基本的な対策を行いながら、香りを上手に取り入れることで、夏の外出時間をより心地よく過ごせます。

環境にも自分にもやさしい選択を、できるところから始めてみませんか?